40714☆フットボール批評より 2017/05/29 00:18 (iPhone ios10.2.1)
男性
―スポーツ以外でブーイングを耳にすることはほとんどありません。スポーツ、とりわけサッカーにはブーイングを誘発する何かがあるんでしょうか?

「スポーツには競争性があるので、それを観ている人間にも攻撃性が芽生えやすくなっています。アツくなる≠ニいう状態ですね。それに集団心理が働いて平静から覚醒に至ります。交感神経が活発になり心拍数も上がる。そういう心身の状態の時にピッチ上でマイナスの出来事が起こると怒りに変わという形になって顕れるのだと考えられますね」


――サポーターや選手の中にはブーイングを叱咤激励だという人がいるんですが、そういう要素はありますか?

「受け取る選手次第だとは思いますがブーイングというネガティブな塊をぶつけられてポジティブな心理状態になるということは考えにくい。通常は動揺したり集中力が乱れたりするのが当たり前だと思います。ですから叱咤激励というのは言葉の綾であって、本当にそういった要素があるかというと私には疑問ですね」


――ふがいない試合をした後に選手がサポーターの前に挨拶に行きます。サポーターが叱咤激励という名のブーイングをするのと、次こそ頑張れと励ますのとではどちらが選手にとって好影響を与えますか?

「そこに至るシチュエーションにもよると思います。たとえば観客にリテラシーがあって、いいプレーには拍手をし、悪いプレーには味方選手であってもブーイングをするというような成熟した文化が浸透していれば、当然選手もわかっていることだから場面に応じてブーイングするのも悪いことじゃない気がするんですが、ただ単に攻撃したり不満をぶつけるだけのブーイングにはマイナスの効果しかないと思うので、一般的には激励した方が好影響を与えるでしょうね」
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