153545☆そら 2017/10/16 00:25 (SO-03H)
F東戦
正直、安間さんの策とF東の選手達のクオリティーにまんまと上手く嵌められたって印象です。
ポイントは前後半でのF東のシステム変更です。
前半は3421のワントップ2シャドー。後半の立ち上がりはCBをFWに替えての、守備時は432で攻撃時は342の変則な可変システムで入って来ました。

守備時にアンカーの高萩が攻撃時にはCBの間に落ちて最終ラインを可変させて、左右のSBがWBの高い位置まで取りにきます。
また2トップも常に横並びではなく、縦関係になったり斜めになったりして変化します。

これはおそらく安間さんが富山時代に取り組んでた12人に見えるシステムの応用だと思います。
富山では理解度や技術の問題などで、なかなか上手くいかない印象でしたが、おそらくそんなに練習で落とし込んでいなくても指示されたら出来るF東のクオリティーが流石でした。

この為に後半立ち上がりの甲府はバタつきます。
3ボランチは中盤の二人を見るのか?高いポジションを取る太田と室屋を見るのか?
下がってくる相手FWを誰が見るのか?
このバタつきを抑えるための541へのシステム変更の吉田采配だと思います。
本来なら臨機応変に5バックのSB1枚が高い位置を取っても対応出来たと思います。
しかし、ウチが練習で落とし込んで無い事をするより、使い慣れた541の方が破綻をきたす可能性が少ないと選択したのではないかと考えます。

その上で吉田監督は、今度は勝ちに行く為に、守備が弱いが攻撃力はある高野を使います。
相手の攻撃時はDF3枚で両脇が空きますし、守備時にもペナの中に4枚でサイドにはスペースがあり、そこで捕られてもカウンターは怖くないからです。

本来の狙いはボールを動かしながら徐々に高い位置を取り、高野から逆サイド、逆サイドから高野とサイドチェンジを入れて、そこから狙い済ました攻撃を繰り出したかったんだと思います。

しかし、選手達は直ぐに相手が待ち構えているセンターへ、縦へ前へと攻め急いで縦に早い攻撃を繰り返します。
これは少なからず自分達サポーターにも責任があるとも感じてます。
選手達にもサポーター達にも、自分も含めてですが、どこかで相手は1人少ないんだから!との気持ちがあったが為に小瀬のあの雰囲気になってしまったのだと考えます。

毎回シュートで終われば良いですが、失敗するとおのずとカウンターを受け続けてずっと上下動の繰り返しです。
それが3ボランチの運動量と両SBの脚を奪います。

中盤の運動量を回復するのに臣を入れたのも、相手の前線に高さのある前田と速さの永井がいる以上は、畑尾を入れて新井を上げるのは難しいし、サイドチェンジだけなら兵働だけど上下動の運動量もと考えると臣なのは妥当だった印象です。

本当ならば、予定してたプランと変わったとしても、ピッチに立つ選手達自身が判断して臨機応変に対応するのが正解なのでしょう。
甲府の選手達は良く言えばマジメ。悪く言えば融通が効かない。
おそらく今日みたいなそういった事も含めて、吉田監督の元で指導されて学び始めてる就任初年度なのだと自分は思います。

先ほども書きましたが、この勝ち点1は最高の3ではないが悪くもないです。
また進化への一歩のための勉強代を払ったのだと思う事にしました。
次節のセレッソ戦も目の前の一戦に全てをかけて、みんなで勝ち点3を目指して戦いもぎ獲りましょう!
返信📷超最新画像📈勢い

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