122772☆バステン 2018/02/19 10:10 (SO-02K)
咲花コーチの記事、読みました。やはりすごい方が来てくれたんだと再認識すると同時に、きっかけはポルディからやった事に驚きました。のせときます。

始まりはポドルスキからの連絡だった。「チームには伸びしろがある。ドイツでやったことを神戸の選手にもやってほしい」。元ドイツ代表が咲花氏へ直接訴えてきた。時を同じくして神戸からの熱心な誘いも重なった。「チームが変わろうとしている、変革を求めている風潮が強かった」と感じ取り、日本への帰国を決断した。

 高校時代から現在の仕事に興味があった。大学卒業後、一般企業に就職したが3年半働いた後に退職。米国に渡り、ニューヨーク州の大学院で運動生理学を学び修士号を得た。100通近くインターンを申し込んだが、返事があったのは3、4通のみ。その中の一つがアリゾナ州に本社を置くアスリーツ・パフォーマンス(AP=現EXOS)だった。

 設立から数年のAPだったが、既にMLB、NFLなどの有名選手が“隠れ家”的なトレーニング施設として利用するなど、その名を知られつつあった。咲花氏はまだ無名だったサッカー女子米国代表FWアビー・ワンバックや女子テニスのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、アリゾナ州立大の学生だったダスティン・ペドロイア(レッドソックス)らを担当しながらスキルを磨いた。

 米国在住だったユルゲン・クリンスマンがサッカーのドイツ代表監督に就任した際にAPの手法を採用。06年のレーヴ監督就任後もドイツ代表とAPの関係は続き、咲花氏は08年からドイツ代表のフィジカルコーチとして派遣され、ポドルスキと知り合うことになる。08年欧州選手権準優勝、10年W杯南アフリカ大会3位などドイツ躍進の一翼を担う一方で、サッカー日本代表や陸上男子ハンマー投げの室伏広治もサポート。米国代表にクリンスマン監督が就いた11年、ドイツでの実績が評価され、咲花氏に声が掛かった。

 「アスリートとして土台となるべきフィジカルの素養というものがある。その土台を維持し、強化していくことが自分の役割」と話す咲花氏は、「ケガがなくなってもパフォーマンスが良くならなければ、アスリートとしての生産性は上がらない」とし、『ケガ予防』と『パフォーマンス向上』を車の両輪のように回していくことを重要視する。ハムストリング(太腿裏)を例に挙げ「使えていなかった筋肉を刺激して使えるようにすることで、肉離れしやすかったハムストリングへの負担が軽減してケガをしにくくなり、臀部(でんぶ)の筋肉を使えるようになることでパフォーマンスも良くなる」と説明する。

 沖縄県読谷村で行われたキャンプでは「加速を効率的に行うため、地面にしっかりと力を伝えて前に出る」ことを念頭に、姿勢や脚の運び方など基礎的な指導も施した。副主将を務める小川慶治朗は「体幹を意識したトレーニングが増え、“ザ・筋トレ”というものがなくなった」と変化を実感する。咲花氏からは「サッカー選手はお尻=臀部が大事」といったアドバイスや、2部練習の合間に汗を流す際には、筋肉が緩くなりケガしやすくなるため湯船には漬からないように指導を受けたと明かす。
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