21056☆パーパン◆MyttTigers 2014/06/24 17:10 (SH03E)
男性 10万39歳
スコッチ・ウィスキーは世界の五大ウィスキーのひとつというだけでなくウィスキーを確立した元祖としての存在感があるウィスキーである。スコッチ・ウィスキーはスコットランドで作られるウィスキーの総称であり、次のように法律で厳しく規定されている。(1988年制定スコッチウィスキー法)

1.スコットランドの蒸留所で水と発芽した大麦で作られること。 (他の穀物を加えても可)
  (1)蒸留所でマッシュ(もろみ)にされること。
  (2)麦芽内生の酵素作用のみにより糖質に変えること。
  (3)イースト(酵母)のみを加えて発酵させること。
2.その蒸留液が使用した原料、製造の過程から引き出された芳香と風味を失うこと
   なく、アルコール度94.8%以下で蒸留されること。
3.容量が700リットルを超えない樫(オーク)の樽に詰められて最低3年間にわたり
   スコットランドの保税貯蔵庫で熟成されること。
4.使用した原料、製造や熟成過程から引き出された色、芳香、風味を失わないこと。
5.水とスピリッツカラメル以外は加えられていないこと。

スコッチ・ウィスキーは性質の違いから3つのタイプに分けられる。モルト・ウィスキー、グレーン・ウィスキー、ブレンデッド・ウィスキーである。グレーン・ウィスキーは主にとうもろこし、大麦麦芽を連続式蒸留機で蒸留後、樽熟成したウィスキーである。高いアルコール濃度で蒸留する結果、味わいはソフトでマイルドになる。その性質からサイレント・スピリッツとも呼ばれる。グレーン・ウィスキーが発展したきっかけは1725年に導入された麦芽税。この麦芽税に対し事業家はローランドに大規模な蒸留所を建て、麦芽の使用量を大幅に減らしたウィスキーを作りはじめた。さらに1780年からは釜容量税が導入され、税金はぐんぐん上昇。これに対しローランドの蒸留所は蒸留釜の深さを浅くし、蒸留回数を増やすことで採算を取ろうとした。ここから連続式蒸留機が発展。こうしてグレーン・ウィスキーは確立され、今も昔も大産地はローランドにある。
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