ブラジルとクロアチアの開幕戦では、ラグビーでいつか見た光景があった。開始28分、1点を追うブラジルがカウンター攻撃、クロアチアは懸命に追って、ハーフェイラインのあたりでボールにからみ奪いにかかる。こぼれて辛くもブラジル確保、直後、さらに攻守は交錯、またもやクロアチアが奪取しかける。ここでもブラジルがぎりぎり足元に収める。ひとつパスをつないでネイマールがシュート。同点ゴール。これ、クロアチアがもう少しサボっていたら、ボールは滑らかに動き、むしろ守りも乱れなかった。うまく抵抗できているので意識がそこに集まり、ふと空白のスペースとタイミングができてしまう。
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2014071714031003.html
一部抜粋