攻撃的MFは[4−2−3−1]のトップ下と[4−3−3][4−1−4−1]のインサイドハーフを想定してリストアップ。大宮アルディージャで絶大の存在感を見せる家長昭博や鹿島アントラーズで好調の土居聖真と金崎夢生、すでに代表実績のある森岡亮太(神戸)、韓国のFCソウルでプレーする高萩洋次郎といった実力者が名を連ねる中で、今月19歳になったばかりの鎌田大地(サガン鳥栖)が1位となった。
ちょうど放送後にU−22の代表キャンプに招集が決まった鎌田は1stステージの第11節にデビュー戦でいきなりゴールを決めると徐々に出場時間を増やしている。攻守のハードワークをベースとする鳥栖にあって荒削り感はかなりあるが、状況とイメージがシンクロした時の打開力と躊躇のない意識は目を見張る。ガンバ大阪のジュニアユースから高校サッカー(東山高等学校)に進んだキャリアもあり本田圭佑(ミラン)にイメージを重ねる声も強く、今や10代で最も期待される選手の1人だ。
筆者の見解としてはA代表の救世主になりうるのはもう少し先だとも考えるが、ハリルホジッチ監督はコートジボワールやアルジェリアで個性的な選手たちに自分の哲学を植え付け、勝利のために献身できる選手に進化させている指導者だ。投票した多くのファンが期待する通り、荒削りでも大粒の個をチームに取り込み、使いながら育てる意味では恰好の素材であることは確かだ。U−22代表の手倉森誠監督がA代表のコーチを兼任しており、そこでの評価も影響してくるかもしれない。