イタリア人が好む4312について
元々セリエAはサイドアタッカーを好まず、あまりそのような選手はいない。
スピードが必要なのはFWであるという考えが昔からあるからである。
テクニカルな中盤のパスにスピードのあるFWが抜け出す、これが昔からカルチョの特徴である。
ただ単純にスピードのあるドリブラーがサイドを突破してクロス、という戦術は昔からほとんどカルチョでは見られないのである。
中央を崩しての攻撃か、カウンターで仕留めるかがカルチョであり、そのためには「テクニカルな中盤のパスにスピードのあるFWが抜け出す」が一番なのである。
わざわざサイドでボールをこねて攻撃のスピードを落とすことは、「攻撃が遅くなる」、「カウンターにならない」、「そんな攻撃ではカルチョの守備は崩せない」、「カウンターの餌食」という理由によって敬遠されてきた。
このような理由により、選択肢は352、3412、343、433、4312となるのである。(3トップはサイドアタッカーである必要性がない。FWだからである)
しかし、中盤で個の力で運べない以上(ボランチで運べるカンピオーネとサイドアタッカーがいないため)、3センターでなければいけないのである。
(2ボランチでボールを運ぶためには、独力で運べるボランチがいるか、サイドアタッカーがいるか、放り込むかしかない。)
(つまり、全てが揃っていないのにも関わらず442の多いJリ。。。)
セリエAは、元々ではあるが、運動量とインテリジェンスで勝負する中盤が多いため、3センターでないと厳しいのである。
よって、選択肢は352、433、4312となる。
昨日のサッカーを見ると全くサイドが生きてなかった。
サイドハーフが突破するという発想自体が無いようだ。
そういえばサイドアタッカーがほとんどいないもんな鳥栖って。