昨シーズンのJ2で、他クラブの戦力外選手や無名の大学生・高校生を中心に、低予算ながら優勝まで成し遂げた水戸の監督は本当に見事だった。選手一人ひとりの長所を見抜き、その能力を最大限に引き出しながら、チームを鼓舞し続ける優れたモチベーターでもある。
「最近の若い世代は〜」といった話は本質ではないと思う。大事なのは世代論ではなく、チームの輪をどう作るか。そして指揮官が選手一人ひとりの波長を理解し、どう寄り添い、どう同じ方向を向かせるかだ。その積み重ねが組織を強くし、限られた戦力でも大きな成果を生み出す。そんな指導者の下でプレーできるのは、まさに選手冥利に尽きるだろう。