172689☆デルピッポ 2017/06/27 07:57 (SOV31)
男性
ここ数年、森保監督は前からのプレッシングをキャンプで取り入れようとしては失敗することを続けていますが、今の戦術では絶対に成功することはないと思います。
守備時にWBは最終ラインまで下がり、ボールを追いかけるのは1トップ2シャドーだけ。これではプレスがかかる訳がなく、サイドに逃げられて終わりです。それをしたいなら5バックにすべきではなく、せめてWBのどちらかを下げて4バックにするぐらいでしょう。
しかし、森保監督はそれをせず、選手達の運動量を上げることで人数不足をカバーしようとした。結果、キャンプで運動量を上げるために厳しい練習を課された選手達は次々と故障し、新戦力と主力の連携を深められないままシーズン開幕。怪我の原因が全て監督の責任とは言えませんが、間違いなく一因であるとは思っています。
また、そもそもこの積極的な守備を取り入れたのも、高い位置でボールを奪ってショートカウンターに繋げたいため。それ自体は別に悪くありませんが、恐らく新たな攻撃手段がそれしか思い付かないのでしょう。しかし、それは広島の代名詞ともなったポゼッションスタイルの放棄。今までは中位でもこのスタイルに惚れて来てくれる選手がいましたが、果たして今後はどうでしょうか。
スタイル継続か、内容より結果をとるか。スタイル継続ならポゼッション戦術が得意な監督を招聘すべきでしょう。どちらをとるのか、フロントには早急に決断していただきたいところです。