386160☆栗のリス 2021/06/16 21:50 (iPhone ios14.6)
城福浩監督 試合後コメント
「本当に申し訳ない試合をしてしまった。勝つための準備をしてきたが、チームを勝たせることができなかったのは監督である私の責任だと思っている。3点目が入って、前がかりになったところで4失点目、5失点目をしてしまい、勝つ可能性がなくなった状態で最後の終盤を迎えてしまったのは悔しいし、申し訳なかったと思っている。今日来てくださったファミリーの方々は声を出せない中で我々の背中を押しに来てくれたが、最後は相手チームのプレーに拍手を贈っていたのを聞いて、これは真摯に受け止めないといけない。来てくださったファミリーの方々がせめてできることだそうだったんだと心に刻んだ」
---ゲームプランとして前半の2失点が痛かったのでは?
「入りは悪くなかったし、点が入りそうな空気があった中で決め切れずに最初の相手のチャンス(の先制点)だったと思う。2失点してしまい、選手が少し慌てた感じだった。ただ、前半終了間際に1点を取ったので、ゲームとしてはまだまだ分からない状況を作れて後半に入れた。後半は非常に良い状況で試合に入れたと思う。前半の2失点はもちろん我々が想定していなかったことだが、やはり3失点目でバランスを崩してしまった。あれで前がかりにならざるを得なかった。そこで点を取っていければ良かったが、取り切れずに失点を重ねるのは、自分が広島で指揮をしてから一番悪いサイクルに入ってしまった。そういう試合をさせてしまった選手やそういう試合を見せたファミリーに申し訳ないと思っている」
---監督が就任してから大事にしてきた、靴一足分の寄せや集結が後半の失点のところでは足りなかったのでは?
「もちろん我々はボールホルダーへのプレッシャーをもっとかけたい。それはシュートだけでなく、クロスのところもそう。そこは間違いなく足りなかった。ただ、前がかりになる展開にならざるを得なかったという意味では、全体が真摯に受け止めないといけない。また、チャンスで得点を取れなかったことも含めて、全員で受け止めたい。我々に残されたのはもうJリーグしかない。何を見せるか。我々が何を見せられるかというところが本当に大事になると思う」
---試合後の選手にかけられた言葉は?
「このゲームに対する矢印は全部自分が引き受けるので、我々は土曜日の試合で何ができるか。どういう準備をして、どういう試合ができるか集中しよう。このチームならできる。そう話した」
---前半と後半でシステムを変えた意図は?
「フォーメーションは変えていない。ただ、そのように見えた指示は出した。ウイングバックをもっと高い位置に取らせたかった。それはゲームの状況を見て、もう少し前線の躍動感を出したかった。そういう意味では、相手を広げさせたかったので、点差に関係なく、そういう指示をハーフタイムに出した。もちろん後半は1点のビハインドだったので、より攻撃的な立ち位置だったが、自分たちはもっと試合の開始からそのような立ち位置に立たせられるように次は良い準備をしたい」