982☆ロッソ 2014/08/26 21:31 (iPhone)
例えばスタジアム収入にしても、サン=シーロはミラノ市の持ち物ですから、チケット収入の内の結構な割合を徴収されてます。
自前スタジアムを持てば、収入の増加は勿論、修繕や商業施設等集客の設えも自由にできます。
ちなみにスタジアム関連費用はFFP対象外です。
しかし、当然課題は多く、資金繰りのための収支計画立案やスポンサー集め、新設となれば用地買収等、非常に難しい案件をクリアしなければならない。
一つ一つは専門家の力を借りることもできますが、責任者には全体の構想を理解、統合し、交渉や説明を担うことが求められます。
経営学や商学を修めたわけでもなく、カルチョへの造詣も深くない副会長にそれらの仕事を着実に遂行できる下地があるとは考えにくい。
ミランがCL、EL出場を逃すのは初めてではありませんし、国内外の人気、ブランド力はいまだに高い水準です。
それは放映権料を見ても分かります。
十分に開拓が進んでいないマーケットであるアジア圏での知名度も高い。
本田加入は追い風のはずですが、現状、アジア資本や企業へのプロモーションは全く積極的ではありません。
バルバラさんが努力しているかどうかは分かりませんが、成果を上げられるだけの理由、具体的な行動を見出すことは難しいと言わざるを得ません。