No.131
風間氏が5日、インスタグラムに一枚のモノクロ写真をアップした。ジャケットにネクタイと、“正装姿”の若き日の風間氏ががっちりと握手を交わすのは、14歳年上の元オランダ代表FWヨハン・クライフ氏だ。
クライフ氏といえば、現役時代に「トータルフットボール」の具現者となったスーパースターだ。アヤックスやバルセロナなどで活躍し、バロンドール(欧州最優秀選手賞)を3度受賞。オランダ代表の旗手としてチームを牽引し、1974年の西ドイツ・ワールドカップ(W杯)決勝では開催国に1-2と敗れるも、全員攻撃・全員守備のトータルフットボールで世界に衝撃を与えた。指導者に転身後もアヤックスやバルセロナで数々の栄冠を勝ち取ったクライフ氏は、2016年3月24日に68歳で亡くなったものの、その功績は計り知れない。
風間氏も、サッカーの概念が変わるほどの衝撃を受けたとクライフ氏の印象を振り返っている。
「技術が正確で速さが桁違い。体は当てなくてもいいと教えてくれた天才。大きく発想を変えさせてもらった偉大なるプレーヤーです」
公称ではクライフ氏は風間氏より身長が3cm高いだけで、ほぼ同じ体格。サッカーはパワーやフィジカルだけではないという考えは、風間氏のスタイルに大きな影響を与えたようだ。