川又選手という存在が、とてつもないほど時間をかけずに相手ゴール前に飛び込むこととクロスにあわせることに特化した選手であり、その結果、戦術川又を駆使することで2013年のアルビレックス新潟は相手のDF陣に戻る時間もラインを整える時間もマッチアップをする暇すら与えない攻撃のスタイルを作り上げた結果、ズタズタという四文字がよく似合うゴールを獲得しまくることに成功。もちろん、その裏側には戦術レオ・シルバというハイプレス&ショートカウンターに特化したアルビレックスの守備的戦術があり、その2つが見事に合致したという側面がある。しかし、2014年は相手もよくしたものでちゃんと、その時間をかけない相手DF陣の混乱を招く川又選手をつぶす方法を編み出すんだから、実にJ1のスカウト陣はおっかない。具体的には、ラインを上げすぎず、川又選手が飛び出す裏のスペースをつぶしつつ、ガッツリマンマーク。無論、そういった戦術の変更を見越して、キム・ジンス選手による左サイドの突破という、こりゃまたDF陣への混乱を招く動きと後ろから突っ込んでくる川又選手&鋭いクロスへの対応という、並のDFではほぼ無理な動きを相手DF陣にけしかける戦術があったものの、これもまたキム・ジンス選手のドイツ移籍の結果、ガラガラと崩れ去る。