1375789☆ああ■ 2024/07/13 23:16 (iOS17.5.1)
試合後に緊急ミーティングを実施
終了間際に右サイド深くでスローインを得た。近くにいた高木善朗がすぐに相手の裏に投げようとしたが、松田詠太郎は走り出さずに素早いリスタートができなかった。高木がなんで走らないんだ、というアクションを見せた。
力蔵「そこは(精神的な)強度という言葉でも表現できると思いますけど、やはり僕はスキだと思います。そのスキを本当に突けるか突けないか。スキが見えた瞬間にアクションというものは引き出されると思いますし、見えていないからそのアクションが起きない」
相手が見せたスキに気づけるかどうか、という意識の差のことである。松橋監督にとってそれは、前半から気になるポイントだったという。
キャプテンの堀米悠斗にもその理由を聞くと、明快な答えが返ってきた。
「やっぱり私生活を含めて、どれだけ周りを見て考えて生きているかどうかだと思うんです。 僕自身は小さいときから私生活での気づきみたいなことについて、すごくアラートにやってきている。練習の何げないシーンでもそう。そういうことはすべて、僕はつながっているような気がして。ただボールを動かしているのではなくて、相手が作ってくれたスキを早く突いていかないと」
相手のスキを見つけ出すセンサーを常に働かせていなければ、新潟が誇る技術を発揮することはできない。フットボールにおいて「相手を見る」とはそういうことで、順序が逆になってはいけない。
詠太郎…