1443806☆ああ 2024/09/26 16:03 (Android)
新潟・松田 27日アウェー川崎F戦出場へ意欲 新走法で癖修正
J1新潟は25日、聖籠町のアルビレッジで非公開の練習を行い、27日のアウェー川崎F戦へ準備した。左股関節周辺を痛めていたMF松田詠太郎(23)が、川崎F戦で実戦復帰しようと闘志を燃やしている。新たな走り方で右サイドを駆け抜け、試合を決定づけるゴールに絡んでいく。
「何年ぶりにケガをしたか」と松田自身も覚えていないほど、ケガでの離脱は珍しかった。今季は左股関節周辺に痛みを抱えながら過ごしてきて「これ以上痛くなったら困る」と判断し、8月下旬から別メニュー調整に入った。7月にJ1初得点をマークし、好調だった時期だけに悔しさはあった。
しかしリハビリ期間中の約3週間も無駄にはしなかった。「痛い中で走っていたので走り方に悪い癖があった」とフォームの見直しに着手。股関節の可動域を意識し、以前より脚を上げる感覚の走り方を身につけた。「走っている時に窮屈感があったが、それをしっかり改善できた」と成長を実感する。
右サイドハーフは、脚に筋肉系の痛みを抱えるMFダニーロ・ゴメスがリハビリ中だが、左太腿直筋損傷で離脱していたFW小見が24日に全体練習に合流。MF高木、FW太田を含めてタイプの違う選手たちが激しい競争を繰り広げるが、それこそレベルアップのために求めているものだ。
「戻ってもチームの力になれなかったら、戻ってきて良かったとはならない。ここからのプレーの質が順位に響いてくる。大事な試合が続くが、そこで選手も成長するので絡んでいきたい」。シーズン終盤のヒリヒリとした戦いで、左右両足を自在に使える快足ウインガーがチームに勢いをもたらす。
スポニチ