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No.221694
 鹿島アントラーズ監督・石井正忠氏に聞く「飛躍のアルゴリズム」。1つ目のキーワードは「“強い鹿島”復活のカギはジーコスピリッツだった」。その真意に迫る。


■ジーコに徹底的に教わった

――鹿島を語る上で“ジーコスピリッツ”であったり、“ジーコイズム”というのは欠かせないと思うのですが、改めて石井監督はジーコさんからどういった影響を受けられたんでしょうか。

 プロリーグができて、最初の年にジーコさんはこられたので、「プロの選手はどうあるべきか」というところをまず徹底的に教わりましたね。その中で一番印象に残っている「勝利に対する執着心」という部分は、練習の時から意識するようになりました。


――執着心を意識されて、具体的にトレーニングなどで何か生かそうと思ったことってありますか。

 選手の時もそうだったんですけども、本当に1対1のバトルの部分、試合を想定した中でのトレーニング、その練習の本気さというところを、トレーニングのところからしっかりやっていかなければならないというところは、日々言われていましたし、それを指導者になってからも、またさらに戻そうという形にしていきましたね。


――例えば選手にどう接するとか、どうやって指導するっていう面でエピソードがあったら教えてください。

 まずは、前監督の時には、ケガが心配だったのか、練習中にスライディングをなくして、ケガをなくそうという形があったんですけども、実際の試合の中では当然、相手の選手もスライディングしてくるし、当然ウチの選手もするわけで、それをまた普通に戻そうということで、ゲームの中で起こりうる状況をまずトレーニングでやろうということを言いました。


■「監督と呼ばせなかった」

――選手の自主性を重んじたということも聞きましたが。

 非常に選手の能力がそれぞれ高いものを持っていたので、それを何か出し切れないということをコーチでいたときに感じたので、監督になってからは、まず選手の能力を100%出させるためのトレーニングであったり、そういう言葉をかけて思い切りプレーして欲しいなと、そういう働きかけはしました。


――監督と呼ばせなかったということも聞きましたが、これにはどういう意味があるんでしょうか。

 自然に立場が変わると選手は距離感をとると思うんですけど、そこでコーチ時代と同じように、監督と呼ばずに石井さんと呼んでくれと、もし監督と呼んだら罰金とるよと(笑)。これは冗談ですけど、そういう話もしました。

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