312569☆ジョニー・サンダース 2018/07/01 19:07 (iPhone ios11.4)
今日はまるで白昼夢を見ているようでした。
今から約19年前、私は当時発足したばかりのJ2アルビレックス新潟の試合を、新潟市陸上競技場に見に行きました。
初めの頃の観衆は、およそ2、3,000人程度だったでしょうか。
しかし、ピッチの上で躍動する彼らは、私にとってはヒーローそのものでした。
それから数年、幾多ものヒーロー達が新潟の地で躍動し、いつしかサッカーは新潟の娯楽として市民権を得るまでになりました。
そんなヒーロー達が過去、現在、未来の時空を時代を超えて、今日このビッグスワンのピッチの上で試合を行いました。
とても不思議な感覚でした。絶対交わることのないヒーロー達が、同じ時間、同じピッチの上で、同じオレンジ色のユニフォームを着てプレーをしていることが。
今日このピッチの上でプレーした選手達は、紛れもなく、新潟にサッカーを娯楽として定着させた偉人達です。
そして、それを集結させてみせたのが、本間勲選手です。
今日、一つの時代の終止符が打たれた日だったのかもしれません。
しかし、それは新しい歴史の始まりで、その新しい歴史に是非とも心血を注いでくれ、と切なる願いを本間選手は訴えかけました。
現在、アルビレックスはとても長いトンネルに迷い込んでいます。
でも私はまた、あの19年前に見た陸上競技場での試合と変わらず、今現在ピッチで戦っている未来のヒーロー達に希望を見出したいと思います。