363466☆元アルビサポ 2019/03/31 10:59 (iPhone ios12.1.4)
男性
どんな時でもアルビ応援論に対して
> クラブを弱体化させてる一員はサポーターにも責任があるよ。
> クラブ弱いから、試合がつまらないってスタジアムに足を運ばなくなる、当然チケト収入、グッズ収入減少する。
> ホームで勝てない、試合がつまらなくともサポーターもスタジアムに足を運ぶようにして、すこしでも観客を増やし、スタジアム金を落とし、少しでもクラブ収入増やし、名のある選手の獲得資金を生みだそうよ。
アルビ兄さんのこの投稿を読んで、私は最早熱心なサポーターではないのですが、強烈に違うと思ったので、長文ですが、投稿させていただきます。
アルビはサッカーの試合チケットと関連グッズの販売を軸にした商売をしています。スポーツエンターテイメント業です。
サポーターと一言で言っても、狭義で言えば「スタジアムに足を運ぶなりグッズを買う人」から、広義で言えば「TVで観戦する人やアルビの話題を話す人」まであり、俯瞰して見れば、これらはあくまで【お客様】です。
お金を払ってもらったり、口コミをしてもらう以上は。
つまり、アルビという会社が提供するサービスに惹かれて集まる顧客=サポーターが会社を支えてます。
という構図でしかないと思うんです。
私が強烈に違和感を持つのは、
「ホームで勝てない、試合がつまらなくともサポーターもスタジアムに足を運ぶようにして」
というここの部分。
これって、
ネット接続に10分かかり、動画も頻繁にフリーズし、電話も繋がらないアルビ社製スマホを手にして、私はアルビ社のファンだからこの端末を使い続ける!
って言ってるように感じます。
これは、その会社のためにも消費者のためにもメリットがなく、デメリットしかないと思うんです。
端的に言うなら、
つまらないサービスの為にお金と時間を費やす
ということを是としてしまうことだから。
アルビは数年前をピークに廃れ続け、今やJ2中堅クラブです。
そのチームが再びファンを掴み取るには、企業努力を行うしかありません。
マルチ商法ならまだしも、顧客にどうこうできる話ではありません。
このままつまらないサッカーを続けるなら、顧客は離れて然るべきだし、そのままJ3に落ちても、チームが消滅しても栄枯盛衰、諸行無常。
それはなるべくしてなることです。
J2上位に食い込んだり、J1に上がったりして、再びファンが戻ってくる場合もまた然り。
企業努力と選手個々の努力(このモチベーション管理もまた、企業の努力)のおかげでなるべくしてなるのでしょう。
近年の元アルビ選手の躍進や武蔵の代表選出を見ると、選手のモチベ管理も潜在能力の開発も、アルビは出来てませんでひた。
アルビでベンチを温めた選手が今、J1のピッチで躍動しています。
ここ数年の監督人事の体たらく、怠慢な経営の末に辿り着いた泥沼が今です。
残っているサポーターが今できることは、つまらない試合を見に行こうと根性論を述べるのではなく、アルビの経営努力を見守り、冷静なジャッジで賛否を伝え続けるしかないと思います。
新しいファンや離れてしまったファンをスタジアムに連れて行く、呼び戻すのは、アルビのサービス品質が向上した時でいいでしょう。
つまらない試合に思い入れのない人を連れて行っても、つまらないという印象しか残せないのですから。
そして、体たらくが続くようなら、
「つまらない」
と辛辣に伝え、態度で示すことも、それはそれで一種のクラブ愛なのだと思います。