626234☆ああ 2021/08/30 10:03 (iPhone ios14.7.1)
調子が良かった前半戦は、
正しい配置でボールを回しながら前進する。
→ボールを奪われても味方同士の距離感が良いから、すぐにボールを奪い返せる。
(それぞれが本来のポジションから大きく離れていないから、誰が寄せに行くエリアなのかも明確)
→高い位置で奪ってショートカウンター
っていうポゼッション志向チームのお手本のような速攻が出来てた。
GKがビルドアップに参加すれば、理論上実質11vs10になって、ピッチのどこかしらで数的優位だったりフリーの選手を作れる。
舞行龍や千葉はそれを見逃さずにパスを供給出来る選手だから、
「相手がCB-GK間のパスに食い付く」
→「フリーの選手を簡単に使って前進」
っていう形が出来てた。
けどいつ頃からか、
「CBにある程度自由にボール持たせて、縦へのパスコース(トップ下やボランチ)だけ確実に潰そう」
「SBを孤立させて、そこをボールの奪い所にしよう」
っていう割り切った守り方をする相手が増えてきた。
そうなると
「CBやGKの所でボールを持てるけど、出しどころが無いから後ろでゆっくり回すしかない」
って状況になって、最終的には
「ロングボールの頻度が増える」
「前の選手がパスコースを作るために、本来いるべきポジションから離れてフリーになろうとする」
っていう状況に陥る。
そうなると本来の強みであった「選手同士の距離感の良さ」というものが失われて、ロスト後の即時奪回もハマらなくなった。
(そもそも高い位置まで運べてもいないけど)
高い位置からのプレスに行けないので、相手からすれば少ない人数で簡単にボールを前に運べる。
いざアルビが奪い返しても、相手は攻撃に比重をかけていない(守備の枚数が揃っている)上に、何より相手ゴールへの距離が遠いから、速攻を仕掛けようにも仕掛けられない。