プロスポーツは日常では得られないような感動や喜びを提供するから,相応の年俸をもらって選手がプレイし,その対価として応援するにもお金が発生する。
なのに,「お前ら」呼ばわりされたり,「我慢」「忍耐」といったマイナスの時間を提供されることが当たり前になっているのが不思議。
社会人で相応の経験している人はわかるだろうけど,自社側の活動に不備があった場合に,お客様に,「なんで我慢できないんだ」とか「今は忍耐の時だろ」とか,「お前ら」とか,言えない。
お客様は神様ではないが,かといって,運営側と一連託生でもない。そういった覚悟の人もいるだろうけど,家族や仕事を捨ててまで鹿島のために一生を捧げるという人もごく少数でしょう。
サポーターって言う言葉に引きずられて,応援する側も応援される側も,本来のプロスポーツの存在意義をうやむやにしてしまっている。
あくまで好きだから,やむなくチーム事情も汲んでいるだけで,我慢や忍耐が当たり前っていう感覚はおかしい。