No.220184
攻撃では左右バランスの悪さ。
仙台戦ではほとんどの攻撃が右を起点にしており、左からの攻撃の形は皆無だった。実際、試合を通して中村が左のタッチライン沿いで攻撃面でプレーしたのは4回程度。どれも攻撃の形になっていない。彼は流動的に動いたとの評があったが、本当はそうではなくてほとんど左サイドでのプレーは捨てていたというのが実際だ。ポジション取りは批判されていたセレッソ戦のレアンドロとあまり変わらない。
左サイドを捨てた一方で、中村のポジション取りは機能していた2トップと相まって、従来の4-4-2が抱えている攻撃での問題(攻撃陣の距離感が遠くなりやすい。攻撃に縦の深みが出にくい。)を幾許か解消した。上記問題を解決するために生まれた4-2-3-1のトップ下に近いような効果を与えたからだ。この効用は見逃し難い。磐田戦では、中村が中と左のバランスをどう上手く取りながらプレーしていくのか注目したい。
守備面では、起点となる相手CFをどう潰すのか。
仙台戦ではさんざんクリスランに起点になられた。これは、相手3バックに2トップがプレスに行った時、プレスを受けてない残りのCBに比較的楽にフィードなどをさせてしまったことが大きい。守備戦術として自ゴールから一番遠いCBやSBは放置してもよいというのはあるが、そこからの精度の高いボールでCFに起点を作られるとなると、そうそう放置してはおけない。対浦和などでは致命傷になりかねない。バイタルをどう埋めるかなどを含めて、そこにも注目したい。