No.389401
昨年の5月31日、石井前監督の解任に伴って、コーチから昇格した。立て直しはしたが、最終節で磐田に引き分けて、川崎Fに逆転優勝をさらわれた。「選手が泣いている光景、サポーターみんなの顔。あの悔しさは、今後の監督人生で絶対に消えることはない」。
だが、今季は苦しんだ。過密日程やけが人増にも悩まされた。批判も高まり、0−3で完敗した4月28日の横浜戦の後、水面下で解任の話も浮上した。与えられた猶予は10日後のACL決勝トーナメント1回戦。この鹿島が1度も突破できなかった“鬼門”を通過したことで、首の皮がつながった。鈴木強化部長は「剛も苦しいことがあった。でも、後半戦で選手の使い方や見極め方が良くなってきた」と高く評価した。
就任後、競争を第一として三竿健を抜てき。主将の小笠原を控えに回すことが増えた。「ぶっちゃけ、一番難しかった。パワーはいりました」。それでも何度も2人で話し「頼むぞ。お前の力が必要なことは間違いない。小笠原満男のサッカー人生の気持ちを出してほしい」と伝えてきた。
優勝決定後、その小笠原主導で選手から水シャワーを浴びた。そして小笠原と固く、強く、長く、抱き合った。「現役で一緒にプレーもして彼には特別な感情がある。曽ケ端も含めて彼らとアジアタイトルを取れたことが非常にうれしい」。思いがやっと報われた。
続投まじか…。
コーチとして留任が良かった