412956☆ああ 2019/01/06 15:59 (iPhone ios12.1.2)
酒井宏樹インタビュー 一部抜粋
日本代表の合宿中の取材でも、俯瞰的なイメージを語ることが多い印象でしたが、ピッチ全体を見ることに長けているように思います。
「そこは『見られれば良いな』という感じですね。もっと落ち着いてやりたいと思いますし、本当に良いサイドバックって『絶対に大丈夫だな』って思うんです。テレビで見ていても『そこにボールが行っても絶対に取られないだろうな』とか、『あそこに行けば大丈夫だろうな』とか。そういうのにすごく憧れます」
―そういった憧れはたとえばどういった選手に感じますか。
「やっぱりマルセロ(R・マドリー)とかそうですね。チームに落ち着きを与えてくれますし、楽しそうじゃないですか(笑)。彼は決して守備はうまくないですが、彼が上がることによって相手のサイドハーフも下がるので、結果的に守備でも優位の状況を作れます。見ていて楽しいですね」
―守備的な選手ではいかがですか。
「アスピリクエタ(チェルシー)ですかね。マルセイユ出身の選手ですし(笑)。でもそういう意味では、海外に行って佑都くん(長友佑都/ガラタサライ)とか、篤人くん(内田篤人/鹿島アントラーズ)のすごさをより感じるようになりました。そこは日本の方々が思っている以上に感じていますね。評価の違いがあると思います」
―具体的にはどんなすごさがありますか。
「90分間で考えた時に、あの2人がチームに与えていた影響がすごく大きいんですね。ブラジル大会の時に篤人くんの代わりに僕が出ていたとしたら、僕はいまより未熟だったので、チームの不安定さがかなり出ていたと思います。『ボールを出して大丈夫かな』って思われたりだとか、『ここに動いて大丈夫かな』って思われたりとか、そこがちょっとズレるだけですごくズレてくるんです。でも、信頼している相手だったらそれがありません。安定感という部分ですごかったですね」