600509☆ああ 2020/08/04 18:05 (iPhone ios13.6)
J,s GOAL
#遠藤康{emj_ip_0187}「フロンターレに勝つという事実をみんなに提供できたら」
最も鹿島を知る男・遠藤康
鹿島の調子が上がってきた。その中心にいるのは遠藤康。公式戦で彼が先発した試合は、ここまで2勝1分無敗。それ以外は全敗だけに遠藤の存在感が際立つ。ところが当人はどこ吹く風。それを誇るようなことはない。
「負けてる数が多いんで勝ってる試合にたまたま出てるだけかなと思うので、自分が引っ張ってるとか別に思っていないです」
その受け答えは柳に風。捕まえたかと思ったらスルリとかわして逃げてしまうが、ピッチのなかでは誰よりも勝利にこだわり、勝つためになにができるかを考え抜く。歴代、鹿島の選手たちが体現してきた姿勢を、誰よりも強く表現するのが遠藤だ。
だからこそ、ザーゴ監督の信頼もあつい。技術的には「ピッチに立ってくれたらラストパスを出せる選手であるし、拮抗した試合になればここしかないというところを探せる選手」と高く評価し、「鹿島でプロのキャリアをスタートさせ鹿島の歴史を知っており、鹿島でリーダーシップを取れる、あるいは取るべき存在です」と大きな期待を寄せる。
3試合に短縮されたYBCルヴァンカップグループステージは、あと2試合しか残されておらず、プライムステージに勝ち進むためには2連勝するしかない。
「負けたら終わりという大一番の試合だと思うが、まず僕個人はフロンターレには勝ちたいと思っている」と遠藤は言う。そして「ホームですし、相手がどういうメンバーで来ようがフロンターレに勝つという事実をみんなに提供できたらと思ってます」と意気込んでいた。