711603☆あああ 2021/04/06 21:33 (iPhone ios14.4.2)
引退した選手のことをいつまでも振り返っても仕方ないと思いつつ・・・。
2016年CWC決勝のレアル戦、ベンゼマに点を決められてやはりダメかと思った直後、キャプテンが放った強烈なミドルシュートは、選手のモチベーションもスタジアムのムードも一瞬にして変えたように見えた。あの後、鹿島の動きは明らかに良くなって、柴崎の2点につながったのではなかったか。
当時、既に小笠原はリーグ戦でもあまりミドルシュートは打たなくなっていた。あのタイミングでの一撃は、萎縮しかけていたチームを鼓舞する狙いだったと思う。
2018年、クラブがアジアチャンピオンを目指すなか、ターンオーバーで若手主体のチームを率い、第31節の対セレッソ、第32節のレイソルとのリーグ戦を勝利に導いたのもキャプテンだった。町田の同点弾、山口の逆転弾には痺れて泣きそうになったと鮮明に記憶している。
小笠原満男は本当に偉大なキャプテンだった。鹿島のフロントが失敗しているとすれば、チームに合わないサッカーを目指したこと、そして小笠原の次のキャプテンを見付けられなかったことかもしれない。