835530☆静鹿 2021/09/23 12:33 (Chrome)
男性
めちゃくちゃ悔しいのは前提として
采配の差で負けたのが監督の力なら
大の苦手としてきた川崎相手に
試合の大半において主導権を握る戦い方ができたのもまた監督の力。
それはこれまで長年やりたくても出来ていなかったこと。
「結果がすべて」と嘆きたくなる気持ちは充分判るが
今を全否定してイチから作れば良いとか、チーム作りはそんな単純じゃない。
良かったところを延ばし、悪かったところを直す。
相馬監督を来季も続けるかは別として
クラブとしてはそれを繰り返すしかないと思います。
では現状何ができるか?
個人的にずっと思っていた相馬監督と鬼木監督の一番の「差」は
試合の中での采配の的確さもそうだけれども
それ以前の普段からの選手起用、マネジメントで
現有スカッドを可能な限り活用した選手層の作り方ができているかどうか、だと思います。
去年以前から、試合に勝っても常に選手を入れ替え続け、
各ポジに血の循環と競争を促し続ける鬼木監督。
試合に負けても自分の中での序列や過去の成功体験に拘り、
次の試合もケガでもない限り同じスタメンを組みたがる相馬監督。
本来替えの効かない中心選手(昨日で言えばダミアン)でさえ、
試合展開次第では異なる特長の選手にスパッと替える鬼木監督。
疲労が濃く、明らかにキレが無くても中心選手(昨日で言えば荒木)と
最後まで心中してしまう相馬監督…
監督として臆病な事、慎重なことは必ずしも悪い事ばかりではないが
もし相馬監督体制で川崎へのリベンジを期すのであれば
今季の残り試合、普段からの選手起用やマネジメントで、
鬼木監督に並ぶくらいの起用の勇気、つまり
相馬監督自身が繰り返し言っている「チャレンジャー精神」が必要じゃないかな。
それができれば、中には落とす試合、勝ち点も出てくるかもしれないけれども
現状のスカッドでも戦力的な底上げは充分に可能と思います。
昨夜の宮城の様なラッキーボーイは、普段から起用し続けたからこそ出現し得る。
実際鬼木監督が5人をフル活用したのに対し、相馬監督が4人しか使えなかった
その原因を潰し込めれば、相馬監督と鹿島にもまだまだ伸びしろがあります。