856491☆ああ 2021/11/08 15:05 (Chrome)
昨日の試合って立ち位置で構造的に崩すサッカーをやってるリカルドサッカーの浦和に対して、
鹿島が構造でハメ返したっていう戦術的に見てもすごい面白い内容だったのにね。
浦和の後ろ3枚(CB+ボランチ落ち)のビルドアップに対して、土居と綺世は無理にプレスに行かずに中央のパスコースだけは防いで
相手のSBに出させるように誘導→SBに出るタイミングで勢いを持ってはさみにいくってやり方が見事にはまっていた。
これまでの鹿島は、FWとトップ下のどちらかが中途半端に最終ラインに対してプレスに行き、後ろ3枚のサイドに開いたCBに対して
鹿島のサイドハーフが出て行く→サイドに開いた選手に出される→鹿島のSBが出て行く→鹿島のSB裏狙われる→CBがつり出される
っていう流れで後ろ3枚でビルドアップしてくる相手苦手だったんだけど、昨日(というかここ3試合)は前線の守備のやり方変えてそれが奏功した。
後半から相手が巻き返したのも、鹿島が単に疲れただけじゃなくて相手がハーフタイムで対抗策打ってビルドアップのやり方変えて
ボランチ落ちするのを止めて、後ろ2枚で2-3の形にしたことによって前半の鹿島の守備がハマらなくなったことが最大の要因。
あと、小泉選手の個人戦術の影響も大きいけど。
もっと詳しく書くとすごい冗長になっちゃうから端折ったけど、こういう戦術的な駆け引きがあるからこそああいう試合展開になったのに、
単に相手が調子悪かったから、とか弱かったから、とかでまとめられるの不憫すぎる。
大岩さんのときも「戦術なし」って言ってる人たくさんいたけど、本当に分かってないんだなぁ、、、と思います。