880074☆ああ■ 2022/01/10 16:20 (iPhone ios15.1)
ちょっと前の記事だけど、黒田監督のコメント
『日本は形ばかりを気にする傾向が強いと感じています。例えば、レフェリーをリスペクトしなさいと教えて、選手も指導者もレフェリーにちょっと抗議をしただけで「リスペクトが足りない」とたたきます。でも、形だけ言わないようにするのは、本当のリスペクトではありません。
選手は努力が誤審で水の泡になったら、とっさに抗議のような反応が出るものです。ひとつひとつのプレーにかけているわけですから。だからと言って、ずっと異議を唱え続けていては試合が進みませんから、気持ちを落ち着かせなければいけません。ただ、そのためにも、指導者が犠牲心を持って 、努力が報われなかった子どもたちの代わりにレフェリーに理由を聞いたり、意見を言わなければいけないケースもあると思っています。
考えてみてほしいのですが、リスペクトは、すべての人間に対して持たなければいけない感情です。それなのに、初めて会ったレフェリーはリスペクトして、3年間も一緒に戦ってきた子どもたちをリスペクトできなかったら、おかしいですよね。とにかく抗議をなくして形だけを整えようとするのであれば、それはリスペクトの強要でしかなく、サッカー先進国になるにふさわしい育成、教育ではないと、1人の生意気な指導者の観点から思っている部分はあります。