9140☆せるじグーナーぶり 2015/12/28 11:03 (SOL25)
続き
もう一例挙げると…上記今回の状況から全体で押し込むのは急拵えではリスクが高い。よって攻撃は左右を分けて考えて1ユニット。ボールサイドの反対側はバランス取りながら逆サイドからスペースへ合わせのフラッシュ狙いで本来はボール奪われれば3人称ディナイ。基本ボールサイドの半分でユニットとしての局面のアウトナンバー作成とギャップ、そこへのフラッシュの連続を狙う。万一奪われてもポジションを生かしてすぐボールチェック+2人称ディナイ、今回は最悪ディレイで可。
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-A-----B-----B-----A-
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-@-----A-----A-----@-
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最終的にBを視界も含めて抜いて(ズラして)してそこにフラッシュさせるのが目的だとするとAを抜く必要がある。誰が見てもわかるゾーンの支点はゾーンがゾーンではない@とサイド裏のA。但しサイドラインもありここで数的不利になると一気に状況は悪化する。よってサイドチェンジしながらまず@のアウトナンバーを確保し、次に(特にサイド裏)Aを抜く。レイティングを見てもサイドのプレイヤーのスコアがおしなべて低いですけれど、その後ワントップ(最初から片方に寄っておく)とトップ下で次にズレるだろうサイド裏A、もしくはAとBの間を狙う。Bが引っ張られればそこを狙うし、さらに引っ張られたもうひとつのBに逆サイドからフラッシュ。中央のAが引っ張られればボールサイドの3列目がそこに入って迂回路。また最初の@に1人残ったプレイヤーは起点であり、ダメならここか3列目、ないし大きく戻してやり直し。もう1人はそこに留まる必要はなく次のスペースへのフラッシュ狙い。要するに(いきなり4人が寄るとゾーン全体がズレるので時間差をもって移動して)4人+αで@ABルートでペナ角近辺を狙い打ちする(マドリー対アトレティコやバイエルン対シャフタール他でもっとべったりやっていますが、タレントの相違から移動とフラッシュを組み合わせたパス&ムーヴバージョンにしてみる)。またこれに表裏一体で上記芯抜きによる直撃や逆サイドからのフラッシュを組み合わせる。
これらはごくごく基本的な考え方であり、誰もが知っている一例に過ぎませんが、パス&ムーヴと何ら矛盾するものではなくて、状況に応じてこれらを組み合わせたり、他にも幾らでもある応用型を状況に併せて幾つか使えばいいし、ワンツーでもドリブルでもそこからの分岐や即興のアレンジをすればいい。またずっと行う必要はない。あくまで行き詰まった際や特別な典型パターンとして、(例え失敗したとしても)より明確に「狙いどころ」と「意図」をもって攻防を(また効率化により修正されるバランスも含めて)ユニットで磨くのも共に、ハイライン化して欲しいですm(_ _)m
前々から思っているのですが、ボスとプリモラツ以下戦術コーチ陣のチームは機能しているのか?(´・ω・`)