>>860973
市内出身者は学校で絶対この話を習いますよ。
市外の方ですか?
明治23年(1890)2月、議員から「市名変更の議」が提出され、市名を「福岡市にするか、博多市にするか」で喧々諤々の大論争が勃発。
当時の市内の人口は、博多地域が25,677人、福岡地域は20,410人で、そのどちらにも属さない地域に1,530人が居住。議員数も、博多17名、福岡は13名となっており、「博多」がやや優勢かと思いきや、大詰めを迎えた日に3名の議員が欠席し、13票対13票の同数となる事態に(欠席した博多派議員は、トイレに軟禁されたのではないかという説もあるのだとか)。
最後は、旧福岡藩の武士だった議長が議長席を降りて1議員として「福岡」に投票。「博多市」の誕生は幻となったのです。