No.27394
男性 43歳
福岡大MF木本、争奪戦過熱 大型ボランチ、和製「ブスケツ」
西日本スポーツ 6月16日(火)

 和製ブスケツが熱い! 7月のユニバーシアード夏季大会(韓国・光州)の男子サッカーに出場する福岡大4年のMF木本恭生(21)=静岡学園高=が、Jの強豪クラブから熱視線を浴びている。J1の第1ステージ優勝に王手をかけている浦和、J2勢では地元のアビスパ福岡、タレントぞろいのC大阪が獲得をオファー。ユニバ大会で最多5度の優勝を誇る日本を2大会ぶりの頂点に導けば、さらに「木本株」が上がりそうだ。
 高い目標があるから、Jクラブからの“ラブコール”にも浮ついた様子はない。大学サッカー界を代表するMFの木本は今春、J1浦和のキャンプに招待される破格の扱いを受けた。J2とはいえ、タレントぞろいのC大阪からも正式に獲得の意思を示す文書が届けられるなど、争奪戦は過熱する一方だ。
 「より高いレベルの中でやりたいけど、試合にも出たい。将来の目標はフル代表。そこを目指せるところを選びたい」。183センチの長身を生かした競り合いの強さに加え、ボールさばきにたけたテクニシャン。前線に次々と鋭い縦パスを通すスタイルは、欧州チャンピオンズリーグで5度目の優勝を飾ったバルセロナ(スペイン)のMFブスケツをほうふつとさせる。
 スペイン代表として2010年ワールドカップ優勝にも貢献したブスケツは憧れの存在。「常に先のプレーを読んでいる」。ボランチに取り組み始めた1年前から映像でイメージを膨らませ、プレーの参考にしている。
▼大学で急成長
 高校時代まではJクラブから注目される存在ではなく、年代別の代表に招集されたこともない。だが、個人のスキルアップを主眼に置く高校時代の練習で足技を磨けたのが大きかったという。福岡大に進学後は主にセンターバックとしてプレー。3学年上の牟田雄祐や、1学年上の大武峻ら現在J1名古屋でプレーしている先輩DFからカバリングの方法などを教わった。一方でフィジカルトレーニングにも励み、入学前は67キロだった体重も6キロ増えた。
 全日本大学選抜では守備的MFで起用され、国内各地域の選抜チームと争った2月のデンソーカップでMVPを獲得。3月のスペイン遠征でバルセロナBなどプロ相手に勝利を収めるなど、高いレベルを肌で感じ、経験を積む。多くの教え子をJリーグに送り込んできた乾真寛監督も「大学で急成長している。パスを出せる範囲が広く、特に縦方向の視野が深い。GK以外ならどこでもできる多様性も強み」と評価する。
 ユニバ大会では九州の大学から唯一の代表入り。「まだ体の大きな外国人にはフィジカルで負けてしまうし、運動量も足りない。でも、どこまでできるか楽しみ。必ず金メダルを取って帰る」。初の世界の舞台を心待ちにする。

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