4200☆カタルーにゃん 2025/10/27 11:49 (iOS18.6.2)
言い訳ならいくらでも出来る。負傷者が多く起用された選手の中にもコンディション的に万全ではない者もいた。特にフェランなんかは明らかに悪かったが、代われる選手もいないからギリギリまで交代を伸ばすしかなかった。彼に楔を入れても潰されて収められないから起点が出来ない。寧ろそこでロストして、こちらの即時奪回のプレスを回避されて、ハイラインの背後を突かれるかもしれないというリスクが選手全体のメンタリティに影響を与えて消極的にさせていた。少なくとも昨季の様に万全ならば、そのリスクへの不安を上回る強いメンタリティで積極果敢に今の自分達のやり方を遂行していただろう。
とまあ言い訳はここまで。
バルサは本来誰が出ても同じ戦術で戦えるチームだったはずだ。今のバルサはかつてのバルサではない。崩しのアイデアが乏し過ぎる、縦への速さを意識する余り単調になり過ぎてないか? ショートカウンターなんていつもいつも成功する訳じゃないんだ。構えた相手には前線が積極的に動いてスペースを作って、そこに侵入してボールを受けてを繰り返し、駄目なら一度ボールを下げてでも相手を食い付かせて擬似カウンターの為のスペースを作ってと、そうやって柔軟的な工夫と緩急織り交ぜながらチーム全体で効果的にボールを支配するのがバルサだったはずだ。それをやる為にはハイラインを徹底するだけでは駄目だ。プレスに来る相手との間合いを取る為に、敢えて深さを作る為にラインを下げるのも大切だ。オフサイドトラップばかりに拘るべきでない。