No.22125
男性 50歳 朝日新聞 3月3日 朝刊 J1 戦力診断
湘南 問われる速さと激しさ

チョウキジェ監督が就任して4年目。
昇降格を挟んで磨き上げた「湘南スタイル」の真価が問われる。
攻守の切り替え、縦への仕掛け、ボールを刈り取る守り…。
90分間尽きない運動量をベースに、どれもスピードと激しさへの志向が共通している。
J2に戻った昨季は31勝8分け3敗で勝ち点101を積み上げた。
縦パスの割合、スプリントやゴール前への進入回数などJ1や欧州リーグの数字比べながら意識を高めた。
日々の練習の質の高さと熱血漢の監督が持つ求心力が重なって主力はほぼ残った。
くすぶる若い才能を呼び覚ます「再生工場」という評価も定着。
浦和から期限付きで預かる24歳のMF山田がその象徴だ。
湘南スタイルは、ポゼション偏向とアジアで勝てないことの問いかけでもある。
走ることも玉際の激しさもサッカーの本質。
46歳の指揮官が「日本のスタンダードを変える。」という志を結果で示せるか。
開幕は待望していた浦和戦。
満を持しての市民クラブの挑戦だ。

編集委員 潮智史

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