257598☆ああ 2023/01/04 21:29 (Chrome)
現代サッカーにおいて、フォーメーションのポジション毎に、緻密で明確な役割が定義されている。
それをプレーモデルという。

実際にはプレーモデルというのは誤訳で、ゲームモデルが正しいのだが、日本においては誤訳で広まったため、プレーモデルが通称となってしまった。

当たり前のことだが、3-4-2-1と3-1-4-2ではプレーモデルが異なる。

具体例を挙げると、ワールドカップ前の親善試合で日本対カナダがあったが、
この試合で日本は4-2-3-1を使い、試合終盤で3-4-2-1に変更した。

この2つのフォーメーションはダブルボランチという部分では一緒だが、ボランチの役割において異なる部分がある。

守備時、相手に押し込まれたシチュエーションで、ボランチがディフェンスラインに入るか否かの違いである。
(もちろん他にもあるが)

4バック時はボランチの一人がディフェンスラインに入っても良いのだが、5バック時はNG。
カナダ戦のPKを取られたシーンを振り返ると、柴崎がディフェンスラインに落ちてしまっており、
その影響でバイタルエリアを相手に使われ、PA内に侵入された。

このようにフォーメーションを安易コロコロ変えるにはそれなりの弊害があり、簡単ではない。

選手のコンディションに合わせて、フォーメーションを変えればいいじゃんみたいな安易な考えを持つ人は、
多分プレーモデルとか、そういった知識がないのだと思う。
返信超いいね順📈超勢い

返信コメントをする

💬 返信コメント:0件

※返信コメントがありません


🔙TOPに戻る