278254☆あか 2023/06/03 13:03 (iOS16.4)
男性
とてもいい記事だったのでシェアすます。
これ見て若月応援しない奴はいないだろ。
初スタメンでこの気持ち。
俺は若月大和を諦めない。
5月27日の広島戦、スタメンに名を連ねた若月大和には思うところがあった。
「自分に求められているのは背後に抜けることやアクションの部分。それを頭のなかで整理して臨みました」
J1初先発にも気負いはなかった。それより自身の特徴を活かし、相手のプレッシャーを受けてビルドアップに苦心しているチームを助けることだけを考えていた。
実際、ディフェンス陣にこんな話をしていたという。
「危なかったら裏に蹴ってくれていい。どんなに俺がしんどくても、『走らない大和が悪い』と思って蹴ってくれていいからと伝えました」
広島戦に臨む若月選手(手前)と小野瀬選手
果たして若月は、ディフェンス陣が繰り出すロングボールにもれなく反応した。レッドカードにより10人の戦いを強いられるとハードワークはより際立ち、攻守に泥臭くピッチを駆けた。
加えて、若月にはもうひとつ意識したことがある。
「試合中にチームが暗くなると失点が重なってしまう。とにかく声を出してみんなを元気づけようと思っていた」
5対20というシュート数も示唆するように、数的不利のベルマーレは押し込まれた。だが劣勢にも身を挺してゴールを許さず、失点はPKによるそれにとどまった。
「全員が走って粘ってチャンスを掴もうとした。みんなの気持ちを感じたし、自分も気持ちを出せた」
もちろん、なにより求めているのは結果だ。勝利に届かずして満足はない。
オフ明けには、全体練習後に黙々とシュート練習を行なう若月の姿があった。さらにこの日は仲間のサポートもあったようだ。
「先に上がった(小野瀬)康介くんがパス出しに来てくれた。康介くんは、スペースでフリーで受けられるのが僕のいちばんの武器だと言ってくれて、試合中にありそうな場面をつくってパスをくれる。ありがたいなと思います」
小野瀬選手からパスを受けてシュートに持ち込む若月選手
仲間と日々連係を深め、そうして個々の特徴はチームの得難い武器となる。今週末もまた、その開放に期待したい。