431274☆ああ 2025/06/16 03:40 (Chrome)
>>431251

「神は細部に宿る」はその通りだが、
全く細部が語られてないので、追記しておく。

82:38に谷から仙頭にボールが渡るが、連続したトランジションの中でリスクを冒してカウンターを行った湘南は陣形を崩しており、
本来ならば簡単にボールが渡ってはいけない仙頭のいる中央付近に湘南の選手がいない。
ただ危機察知した小野瀬がプレスバック。15mほどスプリントするが、小野瀬は自身の走るコースをうまく遮るようにドリブルした仙頭に対してボール奪取することを諦めてしまう。
すでに疲労が蓄積していたはず。だが、ファールでもいいから止めておけば失点につながることはなかった。

さらに問題なのは松村。松村が対峙していた望月は相手最終ライン付近におり、松村がこの時にマークすべき相手はいない。
なので、小野瀬がプレスバックをしたあと松村は仙頭に対してプレッシャーをかけれた。
仙頭にプレッシャーをかけれずフリーでボールを持たれたことで、舘と鈴木雄斗はラインを下げるほかなかった。
ラインがぐっと下がったことで、茨田と最終ラインの間に広大なスペースができ、茨田はクリアボールを回収できず、ボールは西村が回収する。
もし少しでも仙頭に制限がかかっていれば、ラインを下げること無く、オフサイドトラップもできたかもしれないし、仙頭のパスの精度も落ちていたかもしれない。

最後に鈴木淳之介。西村がボールを持ったシーンで鈴木淳之介は西村に寄っていってしまう。
ナサンホがどこにいるのか全く把握していなかったから、そのような行動をしたのだろうが、
本来ならポジションから離れてはいけない。
守備もフェーズがあり、ボールを奪うフェーズとゴールを守るフェーズがある。
ボールを奪うフェーズでは複数人がボールにオリエンテーション(ボールに向かうこと)しても良いのだが、
ゴールを守るフェーズで自分にマークがいるのにそれをしてはいけない。
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💬 返信コメント:2件

431318☆ああぁ 2025/06/16 12:37 (Android)
選手の戦術レベル
>>431274


分かりやすい解説ありがとうございます。

この方が指摘されている守備の問題点をベルマーレの選手たちはどこまで理解してるのかが気になります。

選手が分かってはいたけど、「この局面ではこうするべき」だと考えてプレーした結果、判断ミスだったのなら次に同様なシチュエーションが生じた場合に正しい選択ができると思いますが、どうするべきかを理解していないならまた同じような悪いプレーを繰り返すと思います。

プレスの仕方がおかしくて、カットしているはずのコースにパス通されてしまっている選手やワンタッチでパスを出せば前方に展開できるのに、味方の位置取りを判断できてなくてバックパスしてしまう選手などは良い選択肢を思い描けていないのではと思ってしまいます。

「問題点を修正して今後に臨みます。」とかインタビューで答えているけど、実は、何が正解なのか個人個人が理解し、チームとして共有できているのか、甚だ疑問です。

サッカーは頭で考えて体でプレーするものだと思うので、有耶無耶にして過ごしてほしくないです。
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431285☆ああ 2025/06/16 07:16 (Android)
>>431274


Chromeさん、ありがとうございます

素人でも場面が浮かび上がる位分かり易いです
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