67017☆ドリュー 2016/08/15 16:40 (iPhone ios9.3.2)
お久しぶりです。今回は映像で見直し、少し細かく試合分析してみました。
長文連投なので、一体試合で何が起きてるのか、ちゃんと策はあるのかなど気になるだけどうぞです。画像は大雑把に書きました。
【広島守備・湘南攻撃】
広島の守備システムはいつも通り5-4-1。5-4ブロックのハーフラインからの守備なので、そこまでは簡単に行けました。
ビルドアップは、下田や石川からジネイ・端戸・大竹がCB・SB・ボランチの真ん中に降りて受ける他、三竿がタッチライン際の高めの位置に移動して大介が中央に寄ってライン間で受けることも多かったです。
・湘南の狙い1、ジネイによる清水との競り合い
村山のフィードでは、168cmと低い清水と186cmのジネイを競り合わせることでポストプレーの成功率を高めてました。端戸の得点もその形から。
シュート前に千葉に体をぶつけてスペースを作った端戸のプレーも見事でした。
ジネイについては今後、高身長CBとの競り合いでもある程度勝てるかどうかに注目です。
・湘南の狙い2、逆サイドから斜めに走ってゴール前へ
サイドの高い位置で、多い時は5,6人で細かくパス交換し、広島守備陣をその狭いエリアに集めます。これによりゴール前の広島守備陣を2人など少数にします。
そこで、三竿が大外からアーリークロスで高山に、右サイド寄り中央から下田のクロスで大介にフィード。2人はゴール前に斜めに走りこんでゴールを狙う形が繰り返し見られました。また端戸などが斜めに走りこむ場面もありました。
後半、いくつかアイデアを追加します。
・サイドでパス交換しながら、裏へ飛び出す同サイドのWBへスルーパスを狙う形。
後半開始5分以内に立て続けに。サイドを深くえぐりたかったのでしょう。
・大竹が前を向いて持てば、裏を狙うジネイに(浮き球)スルーパスする形。
ゴールラインをギリギリ割らなかったジネイのシュートもこの形、決めたかった!
後ろに戻ろうとした千葉をファールにならない程度に手で押し、その反動で裏へ抜け出す推進力にしていたジネイは、良い意味でブラジル人らしいと思いました。
・カウンター時に、高山が柏の裏を、大介がミキッチの裏を、得意のスプリントで狙う形。これも何度か見られました。
攻撃では割と狙ったことはできてましたが、「チャンスはあるのに決められない病」、次節から必ず解決してほしい。本当に!