67018☆ドリュー 2016/08/15 16:46 (iPhone ios9.3.2)
【湘南守備、広島攻撃】
広島のビルドアップは丸谷がDFラインに降りて、4-1-2-3です。湘南は図のように5人で4-1に対してプレス。
そこで2のアンデルソンと柴崎は、端戸と下田、大竹と石川の間(より少し背後)にポジショニング。
広島の狙いは、とにかくアンデルソンか柴崎へパスし、一気にスピードアップすること。
湘南も2人へのパスコースを塞ぎつつ高い位置で奪いたい守備でしたが、広島は4-1でしぶとく作り直します。
そこで図のように三竿と岡本が2人につき、ボール奪取してカウンター、を何度か成功させますが、2人にどこまでついていくかは非常に悩ましく、その曖昧さが1失点目の原因となります。
この形で(アンデルソン経由を含め)柴崎が主にパスを受け、そのままウタカへのフリックを頻発。
ただし画像のように三竿岡本が揃って2人についていくと、ゴール前がバイアとウタカの1対1で危険に。前半非常に目立ってしまった形です。
柏とミキッチがタッチライン際で横幅を確保してたので、大介と高山もサイドに寄り、中央のケアができませんでした。
さすがのバイアも、ウタカと何度も1対1をすれば1度くらい負けます。
1失点目は、早めに修正できなかったDFボランチ陣とコーチ監督陣全員の責任。
ちなみにウタカへのパスコースを作るために、青山がサイド寄りにふらっと嫌らしく動いて下田を引きつけ、それを察した清水が中央にドリブルしたのも賢かったです。初見でこの狙いに気付くのは少し難しく、下田大竹を非難するのは少し酷かなと。それよりもウタカバイアを孤立させたのがまずかったです。
またこの形以外では、ウタカが裏へ抜け出すところにフィード、後方からウタカへのパス、清水や青山から高山の裏を狙う柏へのフィードなども多くありました。大介より守備の怪しい高山側を狙う回数が多く、狙われていました。
後半開始時にはさすがに1失点目の原因修正を図ります。
大雑把に言うと、広島が左サイド側で持てば、岡本が柴崎にいつでもアプローチできるよう少し前に出つつも、これでもかというくらい頻繁に首を振ってウタカの位置を確認し、常に距離感を意識。広島が右サイド側で持った時の三竿も大体似た感じでした。
それでもシステム的な問題なので、何度か通されてますが前半よりは対処できていました。
なのにもったいない2失点目。サイドにボールがある時にバイタルをガラ空きにしたのが原因でした。
ボールを持った柏には高山と大竹がしっかりつく。ゴール前にCB3人もいる。
にも関わらずボランチが2人ともDFラインに入ったために、丸谷がドフリーシュート。。。
ボランチ2人が首振って確認し、1人はバイタルを埋めるのがセオリーでした。
ちなみに解説は大竹がサイドのケアに行ってしまったと言ってましたが、
あれを大竹の問題にする解説はゾーンディフェンスを理解してなさすぎですね(笑)
1失点目はまだしも、2失点目のような拙い失点は今後なくさないと!
なんとか残留諦めないでほしい!
