74136☆ああ 2016/12/20 12:00 (SO-01H)
男性
かなりの長文になってしまうと思います。よかったら読んでください。
大槻の課題は江ノ島に来る海水旅行客の数ほどありますが、その中でも私が特に思うものは「前線でボールをおさめる能力」、「シュート、とくにヘディングシュートの精度」、「チェイシングの効率の悪さ」の3つだと思います。
一つめのボールをおさめる能力は、今期ベルマーレが苦しんだ所だと思います。今まではハイプレス、永木や遠藤の対人能力などによって高い位置でボールを奪えていて、カウンターでの速攻や数的にアドバンテージのある状態で攻撃ができていました。それが今期相手の本格的な対策や選手の流出によってうまくいかなくなり、遅攻をせざるをえなくなったのですが、前線でボールをおさめられる選手がいなかったためこれもあまりうまくいきませんでした。最近ではジネイがキープ力を発揮しこの前の柏戦の2点目のようなカウンターでなくても人数をかけた厚みのある攻撃が見られました。来期あのスタイルを志向していくかは知りませんが、大槻のようなタイプのFWにはキープ力が必須だと思います。
二つめはシュート精度です。今期のベルマーレのようになかなかシュートまで持っていけないチームではシュート精度、決定力はとても大事になってきます。大槻は今期1771分の出場で2得点、シュート成功率7.1%ですが、FWとしてはもちろん、アシストを得意とするタイプでもない(今期アシスト0)大槻にとっては物足りない数字です。(ちなみに端戸は1333分の出場で4得点、シュート成功率は18.2%です。彼の印象の良さは決定力の高さに依る所も大きいでしょう。)そしてこれは完全に私の感想ですが、大槻はヘディングシュートを放つも枠に飛ばなかったり、いってもキーパー正面だったりする場面が多かったように思えます。
最後の点は、大槻の特長にもつながりますがチェイシングの効率の悪さです。大槻はチェイシングが売りの選手ですが、その内容は追い始めて2人目ぐらいまでは全力で追うのですが、その後はパッタリと追うのを止めて歩いている場面がよく見られます。それに追い方も悪い方で素直で、これをいなすのはプロのサッカー選手なら難しくありません。私が部活をしていた時も、意図のないチェイシングはアリバイ作りでしかないと監督が言っていたことがあります。逆に言えば効率の良いチェイシングが出来ればその運動量と併せてかなりの武器にすることが出来ると思います。
かなり私的で厳しいことも言いましたが、大槻は思い入れのある選手なので来年活躍して一年でJ1の舞台に戻ってこれることを願っています。
返信超いいね順📈超勢い

返信コメントをする

💬 返信コメント:0件

※返信コメントがありません


🔙TOPに戻る