37494☆由利本荘市民 2023/10/06 15:47 (Chrome)
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新スタジアム「市場余剰地で検討を」 ブラウブリッツ社が秋田市に要望
新スタジアム整備に向けた協議会が5日、秋田市役所で開かれた。県、市、サッカーJ2ブラウブリッツ秋田、市の外旭川まちづくりモデル地区事業パートナーであるイオンタウン(千葉)の担当者が建設地を巡り意見を交わした。冒頭以外は非公開で、ブラウ社の岩瀬浩介社長は会議後、建設地について「卸売市場の再整備後に生じる余剰地での検討を市にお願いした」と話した。市が先月提示した市場施設の新たな配置案などを踏まえた。
市は市場の施設を敷地南側にまとめる案を市議会に示しており、北側にできる余剰地にスタジアムを建設できる可能性が浮上していた。モデル地区事業では市場北側の市道(横山金足線)を挟んだ民有農地に配置される計画だが、佐竹敬久知事が地盤の軟弱さなどを指摘。穂積志市長が「変更はあり得る」との考えを示している。余剰地に建設する場合、農地に必要な軟弱地盤対策は不要となる。
まちづくり基本計画の素案が示される11月8日の「まちづくり懇話会」までには、スタジアムの整備計画も場所や規模などを素案としてまとめる見込み。
ブラウブリッツには先月、来季のJ1ライセンスが交付されたが、Jリーグはスタジアムについて「2026年着工に向けて進めなければ厳しい判断になる」として、今後も継続して審査することを通達した。
4者による協議会は本年度5度目。
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