名無しさん
No.42172
男性 続き
アナ:でも、降格したからには、その日はつらい一日になるんじゃないか?それでもやるのかい?

フォ:いやいや、彼らはそういう点ではとても独特なんだ。これは理解しないといけないことのひとつだけど、難しいよ。僕は2か月間ひとりでいて、ガンジーとだけ話す日々だった。その後カカウも来たからまだよかったけれど。だから、この数か月僕は行き詰っていた。僕の言いたいことを理解してもらえなかったから。彼らは冷めているんだ。テクノロジーとかビジネスとか他のことでは違うのかもしれないけど、才能や感情、そしてフットボールをいかに生きるかといった面に関して言えばそうだ。僕たちはむしろ反対の方向に行き過ぎると文句を言ったりするけれど、でも僕はこれまでの経験から慣れているやり方のほうが好きだ。

土曜日に降格が決まり、次の日の日曜日の練習の時のことだ。若手は練習試合があったのであまりいなくて、土曜日の試合に出た選手は調整があったから、僕は数名と一緒にトレーニングしたんだ。それで、みんなこの状況にどう向き合っているか見ていたんだけど、笑っている選手もいた。客席にはファンがたくさんいて、何ひとつ変わってなかった。君はここに来たとき、たくさんファンがいたのを見ただろう?あのまんまだ。降格が決まっても、何ひとつ変わらない。それで、これはどういうことだろうと分析してみたんだ。これにはいい面もあれば悪い面もあるけれど、どういうことかというと、負けることに対するプレッシャーがなければ、降格したということを身に沁みて感じることができないんだ。勝つ必要性を感じていない。それは、プレッシャーをかけてくれる人がいないからだ。そういう人がいてしかるべきなのに。第一にはまず、選手自身がそういうプレッシャーを自分にかけなければいけない。自分が勝ちたいのであれば、誰か他の人が言う前に自分で自分にプレッシャーをかけるべきだ。でも、それがうまくいかない時というのが必ずある。そういう時には、外の人からのプレッシャーを感じることで、さらに全力を尽くそうと思うものだ。でも、ここではそういうものが一切ない。勝っても負けても同じなんだ。勝とうが負けようが、「はい一仕事終わりました、さようなら」。そういう感じ。だから、そういう意味での感情を持ってないんだ。彼らが、そういうことをやろうと努力しているのは見ていて分かる。でもできないんだ。彼らはまるで科学と向き合うようなやり方をしているけど、フットボールは科学じゃないんだ。

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