479007☆wall 2024/08/17 21:57 (Safari)
京都戦 後半
メンバー交代なく入った後半。セレッソはダイレクトパスを繋いで京都のプレスを躱しますが、結局先に点を取ったのは京都でした。
56分、左サイドからセンタリングし、ルーズなマークで、簡単にエリアス選手に頭で決められ1-4とされます。
セレッソは柴山選手、西尾選手を投入しますが、更に63分、カウンターから2対2の形になって、またもマークが付き切れずに失点します。1-5。
北野選手、平野選手を投入し、反撃するセレッソですが、ようやく79分、エリア内で持った北野選手が振り抜いてゴールネットを揺らし2-5とします。
最後は山崎選手も投入し、アディショナルタイムにレオセアラ選手がファウルを貰ってPKを決め、結局3-5で試合終了しました。
もう何試合も得点の形が出来ず、本当に袋小路に入っている状態です。
個人個人の技術は、おそらく京都と変わらないですが、チームとしてのパフォーマンスに大きな差が出た試合でした。どう言う戦略で、どう言う戦術を取るのか、やはり指揮官の責任は重いと思います。
一番違う所は、クロスをしっかり合わせてきた4点目、5点目で、試合全体を通して、京都の選手の方がより迷いなくプレーし、ウチはこの試合に限らず、常にノッキングしながらのプレーが多く、点で合わせて決めた様なゴールは無く、そう言う好機さえも少ない状況です。
ポゼッションする事は、引いた相手から点を取ることですが、実はそのプランは無く、ポゼッションしてサイドに展開してマークの居るところにクロスを入れられないので、グズグズする訳です。それでもこの試合では、落としたボールでミドルを決めたヴエノ選手、迷いなく振り抜いた北野選手は、かすかな希望の光でした。
ハードなトレーニングが必要なのではなく、この気候の中、如何にオートマティックな所を作って効率よく得点するかが重要で、お互いの特徴をもっと知るべきです。逆算してシュートエリアに複数人入るべきです。
やるべき事、やってはいけない事を皆んなが共通理解していることです。勿論、最終ラインがマークの受け渡しもろくにできなければ、大量失点は防げません。
例えば最初の舩木選手のプレーは、まずトラップの精度は仕方ないにしても、次にパスをすぐ出さなかった事、更に安易に躱そうする事は、意識があれば防げる部分です。ジンヒョン選手もよくやりますが、それで何点か「無駄な」失点をしています。
酷暑の中、長い時間練習してもダメです。もっと頭を使って、チームプレーする事が必要だと思います。
次節は国立でマリノスです。気持ちを切り替えて、しっかり次節の準備をしましょう。