491837☆ああ 2024/10/11 20:00 (Android)
今更ながらロティーナの2020年10月の記事を読んだ
今年セレッソがやりたかったであろうサッカーへの理解、セレッソやサポの気持ち、選手が抱える不安に対応する指導力、
なぜあのままロティーナに任せなかったのかと改めて思う
完成するまでには時間がかかったと思うが、結果として30周年で優勝もあながち夢ではなかったかもしれないと思ってしまう
そしていい形で小菊さんにバトンタッチできればよかったのでは、と思ってしまう
ttps://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202009240004-spnavi?p=2
ロティーナ:現代サッカーにおいてはどれだけパスを回しても、高いボール支配率で相手を支配しても、1対1で相手の守備システムを打開しなければ得点のチャンスが生まれないからだ。
質問者:日本サッカーの進化を語る上で、個人的には川崎の進化は欠かせない存在だと考えています。以前はショートパスを多用したパスサッカーを展開していましたが、今ではコンパクトな守備からのカウンターもうまいチームになっています。
ロ:その通り。ただ、そういうサッカーを実践する以前の問題として毎年良い補強をしている。それはクラブとしてのスカウティングが機能している証拠。今季は特に大学から良い選手を多数補強した。良い選手をそろえることができれば、やりたいサッカーを実現する可能性は高まる。最終的に「良いサッカーとは何か?」と質問されれば、それは特定のサッカーではなく、つまりショートパスを多用したパスサッカーでも、ロングボールを使ったカウンターサッカーでもなく、シチュエーションに応じてどんなサッカーもできるサッカーのことだと思う。
ロ:また、選手がミスを犯すからこそ、監督がいる。監督は選手のミスの責任を取らなければいけない。もちろん、サイドアタッカーに1対1の仕掛けをさせて、1試合で10回もボールロストになるのであればそれは止めた方がいい。一方で全く1対1のトライをしないサイドアタッカーは仕掛けのミスやロストがないとしても、1対1の状況で横パス、バックパスばかりすることになり、それは10回ロストする選手と同じくらい攻撃面で役に立たない。
チームにとって役立つのは、たとえ10回のトライで4、5回ロストになっても、逆に4、5回を成功させて局面打開するサイドアタッカーだ。日本人選手への説得はこうしたサッカーというプレーにおける有効性を提示しながら行っている。
ロ:私にとって最高のサッカーとは、そのクラブのサポーターが好むサッカーで勝つこと。サポーターが求めることと、勝つことを切り分けて考えることはしない。良いサッカーをしながら負けるのは好まない。また、ファンが好まないサッカーで勝つことも目指していない。両立は難しいことだが、それは私のみならず監督であれば誰もが考えていること。C大阪でそれを成し遂げたい。