>>1038840
フレンドリーマッチ(FM)の構造の話が出てたので、ご説明しましょう。
そもそも欧州クラブの招待には莫大な費用(相手チー厶、選手へのギャラ、渡航&宿泊&運搬費、練習場確保、肖像権等)が掛かり、1チー厶だけでの負担は到底無理です。なのでFMをスポンサードする企業が負担します。このスポンサー料が余ればチー厶の収益になりますが、不足した場合にチー厶が負担します。チー厶はそれ以外にも選手へのギャラや会場費等がかかり、赤字の可能性が高くやりたくないというのがどのチー厶でも本音です。
では誰がFMをやらせるのか?黒幕はJリーグです。
世界中に名前を売りたいという理由から、各チー厶に「欧州とのFMは積極的に受けて欲しい!費用は補助するしスポンサーも紹介する」と明確に発信してます。ただJリーグが金を出す以上、チー厶を選択する権利もJリーグが持ってます。昨年はたまたまポゼッション志向だった札幌と鳥栖が選ばれました。おそらく日本の北・南端でも海外とFMが出来る事をアピールしたかったのでしょう。
結局資金繰りの失敗したのかFMは流れてしまいましたが、こんな前時代的なやり方から脱却出来ないJリーグは、かなり問題があると言わざるを得ないでしょう。