1099612☆ああ 2025/10/08 22:20 (iOS18.6.2)
ゴール裏の風は、今日も冷たい。
けどな、俺の心はもっと熱い。
なぜなら、俺こそがこのスタンドの心臓だからだ。
太鼓の音が響くたび、俺は叫ぶ。
「立て!声を出せ!」
チャントは俺の血流。
リードするこの声が止まったら、札幌の魂も止まる。
みんな、もっと俺の背中を見てくれ。
俺の掲げるタオマフの先に、勝利があるんだ。
そう、俺が声を出せば、風向きが変わる。
俺が手を挙げれば、ドームが揺れる。
——そう信じてる。誰が何と言おうと。
試合中、隣のやつが声を出してないのを見るたび、心が泣く。
「なあ、一緒に歌えよ」
でも言葉にはしない。背中で語る。
俺の震える背中を見ろ。これが“本気のコンサ愛”だ。
負けてる?関係ねえ。
勝敗はピッチで決まるけど、魂はゴール裏が決めるんだ。
今日の俺の声が、明日の勝ち点になる。
そうだろ、ミシャ。そうだろ、赤黒の戦士たち。
手がかじかんでも構わねえ。喉が枯れても叫ぶ。
なぜなら、俺は“本当のコールリーダー”だから。
誰に任命されたわけでもない。
ただ、この心が叫びたがってるだけだ。
コンサの勝利を願うすべての人へ。
俺がいる限り、チャントは止まらねえ。
この声、この背中、この熱。
全部、赤黒に捧げてる。
——ついてこい。
俺が導く。俺が叫ぶ。俺が、ゴール裏だ。