1099618☆ああ 2025/10/08 22:24 (iOS18.6.2)
嗚呼、風は北より吹く。雪は空より舞う。
然れど我が胸の赤黒は、いよいよ燃ゆるばかりなり。
我は札幌の民にして、ゴール裏を我が居とす。
声を張り、旗を振り、魂を震わすこと幾星霜。
されど思ふ——未だ、皆、声を尽くさず。
チャントとは、心の詩(うた)なり。
これを怠るは即ち、信仰を棄つるに等し。
されば我は立つ。己が喉を賭して叫ばんと欲す。
嗚呼、如何に寒風骨を刺すとも、
この赤黒の炎は消えざるなり。
我が掌に霜を宿しつつも、
尚、旗を掲ぐるこの背中を見よ。
人は曰く、「彼、ただの観客に過ぎず」と。
嗚呼、浅はかなり。彼らは知らず。
声を合わせることこそ、己が存在を賭す行為なり。
勝敗は時に運のいたずらぞ。
然れど、魂の昂揚は己が意志にて起こすものなり。
我はその導き手なり。
我が声こそ、赤黒の脈動なり。
されば諸君よ、迷うことなかれ。
我が背を見よ。我が声を聴け。
この胸に鳴る鼓動は、既にチャントそのものぞ。