No.1134550
どのチームも始動時は理想のサッカースタイルを掲げ、内容にこだわろうとする。だが、開幕してから思うように結果が出ないと、堅守をベースにタテへの推進力を押し出すシンプルな戦い方へシフトしがちだ。
「グルージャは最後までボールを保持しながら主導権を握るサッカーを貫きましたけど、レイラックを筆頭に上位のチームはシンプルに闘う傾向が強かったように感じます。
ただ、僕らも経営サイドが現場に口を出してくることが多くて、『25歳以下の若い選手を主に使え』『小林や藤本(憲明=福山シティ)のようなベテランは極力使うな』といった指示を現場に出していたという話も聞いたので、星川敬監督もチーム作りはかなり難しかったと思います。
GMの水野晃樹さんは1年目で、限られた予算のなかから選手を揃えようとしていたし、自分のGM像を作ろうと本当に頑張っていたけど、大変だったとは思います。彼は元トップ選手のキャリアを生かして一緒にボールを蹴ったり、精度の高いクロスを蹴ってくれたりと、できることを懸命にやっていた。そういう姿勢をもっと尊重してほしかったなと感じますね」