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かつての札幌を支えた、高嶺朋樹・金子拓郎・田中駿汰の世代のような関係に
法政大学4年の梅津龍之介
「まずは、札幌をJ1昇格させることが一番です。ただ、コンサドーレの現在地はまだまだだと正直、思っています。今、J1に上がれるチームかと言われたら、現状、そうではないと思うので、自分が加わって何かを変えられたらと思っています。それには自分だけじゃなく、同世代のフレッシュな力も重要です。
同級生の奨太はキャプテンとして頑張っていますし、切磋琢磨できればいいですね。自分は同じポジションでも強いライバル意識を持たないタイプなんです。自分にないものを彼らは持っているし、彼らにないものを自分は持っている。お互いの良さを補い合える関係が理想です」
余談だが、梅津の他にも、札幌には熱視線を送り続ける意中の選手がいる。仮にその同期も仲間になれば、梅津にとっても心強い存在になるだろう。
「奨太を含めた、2004年生まれの選手たちが活躍して、かつてのコンサドーレを支えた、高嶺朋樹くんや金子拓郎くん、田中駿汰くんの世代のような関係になれたらいいですよね」と笑う。
梅津にとって始まりでもあり、終わりの年でもある2026年。まずはラストイヤーとなる大学生活を、感謝の意も込めて結果で示す構えだ。
「今年の法政大はメンバーが揃っていると評価されています。自分もタイトルを獲るなら今年だなと。スタートは躓きましたが、リーグ戦はここからです。大学の理解もあり、Jクラブの方にも行かせてもらえているわけですし、法政への恩返しも必ずしたいと思います」
1年目だからといって遠慮する気はさらさらない。週末でのプロデビューも視野に入れている。
●「口で言うのは簡単なので」梅津龍之介の強い想い
鹿島育ちの屈強なCB・梅津龍之介はプロの舞台でも輝けるか
「この特別シーズンの中で、できるだけ多くの試合に絡みたいです。新シーズンでも当然、開幕スタメンを狙います。そこに向けてアピールを今から重ねます」
最後に札幌サポーターへメッセージをもらった。
「自分の中で、札幌はルヴァンカップの準優勝の時の印象が強く、J1のクラブだと思っています。今は難しい状況かもしれませんが、J1にいなければいけないクラブです。J1で戦うために、いろんな選択肢がある中、札幌加入を決断しました。その決断に責任を持ち、プレーで示したい。札幌サポーターの皆さんが笑顔になれるよう、結果で示します。口で言うのは簡単なので、結果で見せます」
梅津に何度か意気込みを聞く機会があったが、紡がれる言葉で真っ先に出てくるのは「勝たないと意味がない」という一言だ。その言葉の奥には、王者・鹿島のDNAが色濃く刻まれているように感じる。
地元・福島から鹿島ユースへの越境を希望した際も、家族からは反対を受けた。だが、「結果で見せる」とその想いを押し切り、スタメンを勝ち取り続けて今がある。
鹿島育ちの屈強なCBは、プロの舞台でもフル回転を狙う。その力で、札幌を一つでも多くの勝利へ導いていく。