408724☆ああ 2021/12/09 23:34 (iPhone ios15.1)
男性
野々村をはじめクラブは四方田を高く評価し、重要視していた。1999年にアシスタントコーチとして札幌に来た四方田は、現在に至るまでクラブを離れたことはなく、貴重な人材だ。
「ミシャにないものを四方田は持っている。だから、そこを補えるし、その逆もある。経験のある監督の下でやれば、必ずプラスになる。そこは強く伝えた」(野々村)
野々村は札幌に残って成長するメリットを説いた。「日本でトップクラスの監督になりたくないのか」と。「優勝争いができる監督は少ない。今のままでは難しい。新しい知見をインプットしないと並の監督で終わる」と語る。
札幌に残れば、ミシャの下で勉強することができる。一方、他クラブで監督になった場合、現場の結果に追われて新しい視点を身に着けていくことは容易ではない。四方田の将来を考えたのである。