715159☆ああ 2023/12/02 11:13 (iOS17.1.1)
海外“即挑戦”すべき選手は?…有能Jリーガーを厳選【コラム】
岩崎も中村も評価高いなぁ
岩崎悠人(FW/サガン鳥栖)
1998年6月11日生まれ(25歳)
サイドを切り裂くスピードと上下動を繰り返せる機動力はJリーグ屈指だ。東京五輪世代でも期待されたタレントの1人だったが、プロ入りしてからは行く先々で壁に当たり、鳥栖でようやく花開いた。在籍3年目となり、何よりチームの中心として引っ張っていく意識が強まっているのは頼もしい。
両ウイングバックやサイドバックもこなせるが、現在は左のサイドハーフに定着。欲を言えばもっとアシストやゴールという目に見える結果は欲しいが、チャンスを作り出す能力は特筆に値する。ボールに絡むプレーはシンプルだが、ポジショニングは川井健太監督の下で多くを学んでおり、戦術的な適応力も問題ないだろう。
中村桐耶(DF/北海道コンサドーレ札幌)
2000年7月23日(22歳)
タレントが多い札幌においても個人能力のポテンシャルは一番だ。特に、相手に裏返されてもリカバリーで追い付いてしまう反転スピードはJリーグだと、かなり目立つ。アカデミー育ちだが、高校2年の夏までFWだったこともあり、センターバックとしては成長途上にある。もともとアタッカーだけに、ボールを奪ったあとの前向きなプレーは迫力がある。
最近はボランチ起用も増えているが、これは札幌の3-4-2-1で2トップの相手にもオールコート・マンツーマンを成立させる意味合いが大きい。守備時には4バックのようになることも多いが、それでも中盤での経験は中村をさらに成長させる要素になっている。年齢的には海外挑戦も決して早くはないが、札幌で継続的に試合に出るようになって間もなく、成長の余地は大いにある。ただ、順調に行けば遠からず、進むべき道の決断を迫られるはずだ。